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パリ事務所(クレア・パリ=CLAIR PARIS)は、日本の地方団体のフランスにおける共同窓口として、1990年10月に設置されました。

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Clair Paris Blog

パリの地下鉄で12年ぶりの大規模ストライキ~13日の金曜日の悪夢~

 パリの地下鉄、バス、トラムを運行するパリ交通公団(RATP)は、9月13日金曜日、マクロン政権が進める年金改革に反対し、12年ぶりの大規模なストライキを決行しました。
 報道によると、今回のストの参加率は、パリ地下鉄職員は90%、RER(イル=ド=フランス地域圏急行鉄道網)のうち、パリ交通公団が運行する A 線およびB線では100%に及びました。

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フランスの食品事情 ~bio(ビオ)商品が生まれる理由~

 フランスのスーパーマーケットや街中で開かれているマルシェでは、「bio」と書かれた看板の下で野菜や果物が売られている光景をよく目にします。「bio(biologique)」とは、日本では「オーガニック」、「有機」と呼ばれる化学肥料や農薬を使わない農地で生産され、かつ、遺伝子組み換え技術を使わないなどの生産要件を満たした有機農産物や、原料の95%以上に有機農産物が使われた加工食品に用いられる言葉であり、ヨーロッパ共通の認証である「ユーロフィーユ」マークや、フランス農業・食料省の独自認証である「AB(Agriculture Biologique)」マークが付されて販売されています。この基準は、日本の有機JAS認証に相当する厳しいものですが(各認証マークの使用基準は表1を参照)、2018年時点で農林水産省が初めてまとめた調査では約1,850億円といわれる日本の有機食品市場と比して、フランスのbio市場は2013年時点で既に45億ユーロ(約5,400億円)であり、2018年には97億ユーロ(約1兆1,640億円)と5年間で2倍以上と遥かに大きくなっています(※1)。

 

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仏文化省公認壁画修復家・髙橋久雄画伯のフレスコ壁画新作が完成

埼玉県川越市の姉妹都市であるオータン市(ブルゴーニュ=フランシュ=コンテ州)の公立図書館に、名古屋芸術大学の客員教授も務め、フランス文化省公認壁画修復家、フレスコ画家として活躍している髙橋久雄画伯のフレスコ壁画が完成しました。

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海外自治体幹部交流協力セミナー2019を東京・静岡で開催!

 海外自治体幹部交流協力セミナーは、フランスの自治体の事務総長などの幹部職員を日本に招へいし、地方自治体の現場の視察や行政施策に関する意見交換などを行う、クレアが日本の地方自治体の協力のもと行っているプログラムです。今年度はブルターニュ州やグラン・テスト州などのコミューンやコミューン共同体からの自治体幹部職員5名(下記参照)が参加し、7月29日から8月7日までの期間、東京都と静岡市(静岡県)で「市民一人ひとりの『暮らしの充実(安心・安全の確保)』を図る取組み」というテーマのもと、セミナーを開催しました。

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石川県産品及び観光素材のPR~石川ならではの魅力を発信~(石川県)

 石川県は、日本のほぼ中央に位置し、三方を海に囲まれ、豊かな自然に恵まれた土地です。2015年には、東京と金沢を最速約2時間半で結ぶ新幹線が開通し、国内外から多くの観光客が訪れています。

 本県は、日本がサムライの世であった17世紀初めから約300年間、日本を統治した将軍徳川家に次ぐ勢力を誇った大名、前田家が統治した地域です。その豊かな財力を背景に、文化振興策をとったことから、今もなお、その伝統と技が継承され、「食」や「伝統工芸」をはじめとした数々の伝統文化が息づいています。

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茨城県とエソンヌ県が19年ぶりに友好交流再開(茨城県)

 茨城県とエソンヌ県は、1985年に本県で開催された国際科学技術博覧会(つくば万博)での交流をきっかけに、1986年に友好協定を締結しましたが、1999年以降、交流が一時中断しておりました。

 そのような中、2018年は日仏友好160周年と言うこともあり、2017年12月に本県職員が交流再開の可能性を探るため、エソンヌ県を訪問しました。その後エソンヌ県から交流再開の書簡をいただき、昨年、エソンヌ県議会のオレリ・グロ副議長ご来県のもと、新たな友好協定を結び、交流の再開にいたりました。

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モン・サン=ミッシェル市との観光友好都市提携10周年を迎えて(広島県廿日市市)

 モン・サン=ミッシェルと廿日市市にある宮島・嚴島(いつくしま)神社は、海に浮かぶ世界遺産であること、信仰の聖地として1,000年以上の歴史があること、それぞれの国を代表する観光地であることなど大きな共通点を持っています。このことを背景に、モン・サン=ミッシェル市と廿日市市は、2009年に観光友好都市の提携をしました。

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少年消防クラブ日本代表、国際ユース大会で躍動!=スイス・マルティニ

2年に一度開かれる国際消防救助協会(CTIF)主催の国際ユース消防大会が7月15日から20日までの間、スイス西部ヴァレー州マルティニで開催された。今回は22回目で、日本代表として、札幌市厚別区、町田市(東京都)、河南町(大阪府)、香南市赤岡町(高知県)の4少年消防クラブ代表の男女20人(男子10名、女子10名)が日本消防協会から派遣された。メンバーは日本代表2チーム、2国際チームに分かれ計56の各国チームで400メートル筒先リレーと消防障害レースの2種目を競った。お国自慢大会では、日本代表は「よさこいソーラン踊り」を披露、見事2位入賞を果たし、これら消防競技のほか、各国の紹介や展示などを通じて各国代表との交流を深めた。

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仏ラグビー専門メディアでRWC2019開催自治体等をPRするクレアパリの記事が掲載!

クレアパリが6月28日から30日にかけて、ラグビーワールドカップ2019開催自治体等のPRを目的に出展した「Rugby No Limit」の様子について、フランスのラグビー専門メディア「Le Rugbynistère」に記事が掲載されましたので、紹介します。掲載記事はこちら

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5人の新JETを壮行、日本とフランスの懸け橋に! ‐フランス初の双子CIR、フランス人英語指導助手、新規任用2団体‐

 2019年7月10日(水)、フランスから2019年度JETプログラム(語学指導等を行う外国青年招致事業)に参加する5人を対象に、パリ日本文化会館にて出発前オリエンテーション及び壮行レセプションが開催されました。今年はALT(外国語指導助手)が1名、CIR(国際交流員)が4名の合計5名が、JETとして8月頭に日本に赴任します。
 今回の参加者には、フランスのJETプログラム史上で初めてと言ってよい、双子姉妹(イザベル・ムーラン氏、ベロニク・ムーラン氏)が松江市と富岡市の両市で同時期にCIRを勤めます。また、相良村のALTベレニス・ジャンヌ氏は、同村にフランス人「英語」ALTとして着任します。英語を教えながら、仏サン・ヴァランタン村と交流を行う相良村で日仏交流への貢献が期待されます。

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