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パリ事務所(クレア・パリ=CLAIR PARIS)は、日本の地方団体のフランスにおける共同窓口として、1990年10月に設置されました。

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漫画家の松本零士先生が10人の新JETを激励!

2018年6月7日(木)、パリ日本文化会館(MCJP)にて、今年度JETプログラムにフランスから参加する10名を対象に、在仏日本大使館主催の出発前オリエンテーション及び平成30年度JETプログラム歓送レセプションが開催されました。今年はALT(外国語指導助手)1名、CIR(国際交流員)9名の合計10名が、新JETとして日本に派遣されます。 

出発前オリエンテーションでは、大使館から日本で生活するうえでの注意点等を説明、クレアパリからは日本の地方自治制度について説明を行いました。また、JETAAフランスの元CIRオレリー・ノエル会長と元ALTローラ・メスタス副会長から体験談の発表がありました。新JETと元JET参加者との意見交換では、日本での生活や習慣など多くの質問が寄せられ、目前に迫った日本での勤務に向け、疑問や不安を解消することができたようです。

オリエンテーション終了後、新JETはフランスと縁の深い漫画家の松本零士先生をお迎えし開催したフランスJET30周年記念講演会「わが創作の源:松本零士先生のフランス・日本」を聴講しました。木寺昌人在仏日本大使の新JETへの激励を込めた挨拶に続き、講演ではJETプログラムOBであるフロラン・ゴルジュ氏がモデレーターを務め、新JETはフランスと深く関わる松本先生の創作の源に真剣に耳を傾けていました。元JET参加者の先輩が活躍する姿は新JETにとって大きな刺激となったのではと感じました。
※講演会の詳しい様子はこちらをご覧ください。

講演会に引き続き歓送レセプションが開催され、松本先生から日本にはばたく10名の新JETに対し、日本の若者、子供たちが夢を持って旅立てる、人生が変わる出会いとなるよう頑張ってほしいと力強いメッセージが贈られ、一人ひとりと握手を交わし激励いただきました。新JETはそれぞれJETプログラムに参加することができる喜びと日本で働くことの意気込みを熱く語っていました。在仏日本大使館樋口公使の乾杯の御発声ののち、新JETは、元JET参加者をはじめフランス高等教育機関の関係者や在仏日本企業関係者の方など、レセプションの参加者の方々から多くの激励の言葉をかけられ、日本での仕事や生活により一層希望を募らせているようでした。

新JETの皆さんには、JETプログラムへの参加で得ることのできる、多くの経験や人々との出会いを通じ、日仏関係の架け橋として、大いに活躍されることを期待しています。

〇2018年度JETプログラム フランス人JETの派遣先
<ALT(外国語指導助手)>1名
千葉県
<CIR(国際交流員)>9名
茨城県、神奈川県鎌倉市、静岡県静岡市、京都府、奈良県、島根県出雲市、岡山県高梁市、
高知県須崎市、熊本県

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出発前オリエンテーションでJETプログラムでの体験を話すJETAAフランス オレリー会長

 

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平成30年度JETプログラム歓送レセプションにてメッセージを贈る松本零士先生

 

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2018年新JET参加者と松本先生(前列中央)、樋口公使(前列右)、フロラン・ゴルジュ氏(後列左)
松本先生の講演会での描画によるキャプテン・ハーロックとともに

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