パリ事務所(クレア・パリ=CLAIR PARIS)は、日本の地方団体のフランスにおける共同窓口として、1990年10月に設置されました。

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東京オリンピック・パラリンピック、ラグビーワールドカップ日本大会に向けた山梨県の取組について(山梨県)

 〇スポーツ合宿に最適な地・山梨

山梨県は日本のほぼ中央に位置し、東京オリンピック・パラリンピック(以下、東京オリパラ)をはじめとする主要国際大会が数多く開かれるとともに、東京オリパラでは自転車ロードレース競技のコースにもなっている、東京都に隣接したアクセス至便な地域です(図表1)。世界遺産である富士山(写真1)、南アルプスユネスコエコパークなど美しい山々に囲まれており、自然環境も豊かです。きれいな空気や水、日本有数の長い日照時間といった特徴があり、富士北麓エリアや八ヶ岳エリアは夏でも冷涼です。

 また、富士北麓公園(写真2)、小瀬スポーツ公園など、各種競技に対応したスポーツ施設を有しています。オフには、桃や葡萄といった果実、甲州ワイン、疲れを癒す温泉、ミレーの「種をまく人」「落ち穂拾い、夏」を所有する県立美術館などを楽しむことができ、リフレッシュすることもできます。

本県には、アスリートが求める快適な条件が揃っており、存分にトレーニングに励むことができます。

 

〇県内9市町村がフランスのホストタウンに登録

山梨県は、フランスの自治体との姉妹提携を結ぶ自治体が8団体と日本で最も多く、フランスとの交流が盛んな県です。2015年7月、県では国際的なスポーツ大会の事前合宿等の誘致を促進するに当たり、関係者相互の連絡調整及び合宿等の誘致促進や円滑な受入を図るために、「山梨県事前合宿等誘致連絡会議」を、県・市町村・競技団体等で設置し、これ以降、市町村において、事前合宿の誘致活動を始めました。特に、シャモニー・モンブラン市と姉妹都市を締結していた富士吉田市は、ラグビー強豪国である仏に積極的に誘致活動を行いました。県も協働して誘致活動を行い、その結果、オリンピックの仏代表チームのホストタウンに決定しました。このラグビーにおける交渉が契機となり、県内市町村は、仏の各種団体に誘致活動を行い、現在、9市町村9競技で、事前合宿の誘致が決定しています(図表2)。
県では、仏との更なる交流の活発化を目指し、在日フランス商工会議所との相互連携に関する覚書の締結や、ジャポニスム2018での甲州軍団出陣パレードの実施などに取り組みました。更に、今年8月には、パリ・オペラ座のエトワール等によるバレエ公演やバレエ教室を県内で行うこととしています。

 

〇東京2020 カウントダウン・アクション

今年4月、県は、東京オリパラの開催を契機として、スポーツによる地域振興、観光を通じた県内経済活性化、県民のQOL(人生の豊かさ)の向上を図るため、県が取り組むべき施策の方針となる「東京2020 カウントダウン・アクション」を策定しています。
今後とも、限られた時間の中で取り組むべき課題に、全庁を挙げて戦略的に挑戦し、東京オリパラを『山梨変革の起爆剤』とし、その後の持続的な発展につなげていくこととしています。

 

図表1 山梨県の位置

map of japanlocatioon of yamanashi

 

写真1 浅間神社から見る富士山

mt fuji from asama

 

写真2 富士山の麓に位置する富士北麓公園

fuji hokuroku park

 

図表2 県内市町村と仏各種団体との事前合宿誘致決定状況

市町村名

競技

甲府市

卓球

甲府市

レスリング

富士吉田市

ラグビー

北杜市

ビーチバレーボール

甲州市

ハンドボール

西桂町

フェンシング

忍野村

バスケットボール

山中湖村

自転車競技ロードレース

鳴沢村・富士河口湖町

トライアスロン

 

 

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