パリ事務所(クレア・パリ=CLAIR PARIS)は、日本の地方団体のフランスにおける共同窓口として、1990年10月に設置されました。

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フランス最大のラグビーイベントで、2019ラグビーW杯の開催自治体をPR

 熱波に襲われフランス史上最高気温を記録した6月28日から30日にかけて、南西部にある、フランスを代表するラグビーの都市トゥールーズ近郊のルナゲ(Launaguet・人口約9000人)で、フランス最大規模の5人制アマチュアラグビーファンイベント「Rugby No Limit」が開催されました。

 トゥールーズやルナゲが属するオクシタニ州などフランス南西部は、ラグビーが非常に盛んな地域です。イベントの会場となったルナゲのクラブチームのホームグラウンドには、フランス全土から1000人を超えるアマチュアラグビーファンが集結しました。参加者たちはキャンプをしながら、タッチラグビーのリーグ戦を中心に、プールなどのアトラクションや夜はコンサートや仮装パーティー等を楽しんでいました。

 クレアパリはブースを出展し、各地の観光パンフレットの配布や映像放映とともに、石川、島根、岡山、広島、香川、熊本、神戸など日本各地の地酒や沖縄の泡盛の試飲を通じて、訪れた人に日本の味を楽しんでもらいながら、ラグビーワールドカップ2019の開催自治体を中心に日本の自治体PRを行いました。

  気温40度でもイベントは大いに盛り上がり、ワールドカップ観戦に合わせた訪日旅行に向けて情報収集に訪れる人や、初めて味わう日本酒や泡盛に舌鼓をうち日本に思いを馳せる人が後を絶たず、ブースには延べ600人以上が訪れました。

 パンフレットを手にした人からは、「富士山はどこできれいに見られるか」「この時期に相撲は見られるか」「桜の時期は何月か」といった具体的な質問が相次ぎ、日本への関心の高さが感じられました。ワールドカップの観戦で日本を訪問するという人の中には、試合スケジュールと日本地図や各地のパンフレットを見比べながら、試合の間にどこに行こうか思案する人の姿も見られました。

 一方、「sake」の認知度は非常に高いものの、フランスのいわゆる日本食レストランで供される度数の高い「sake」のイメージが強いようで、試飲を敬遠する人も多くいました。ですが、「日本酒は度数が14度から17度の米のワインのようなもの」などと説明すると、そのほとんどが日本酒を口にして、その味や飲みやすさに驚いていました。また泡盛も、「日本酒とは異なるもので30度と度数の高い米の蒸留酒」と説明すると、日本酒とは違うものと理解して、おいしいと楽しんでいました。

 このとおり、今回のイベントで日本酒を初めて飲む参加者も多くいましたが、非常に好評で、準備していた24本の地酒はすべて無くなりました。地酒を飲み比べ、好みの味だった地域のパンフレットを持ち帰る人もおり、また、「日本酒がおいしい地域はどこか」といった質問や、日本酒の製造方法に関する質問も数多く寄せられるなど、大きな反響を呼びました。

 このように、日本への興味、関心は、フランスの地方でも高まっています。クレアパリでは、今後も日本各地の魅力を様々な地域で発信していきます。 #RWC2019 

 

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日本酒を手に取る参加者たち

 

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クレアパリブースの様子

 

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タッチラグビーの試合の様子