パリ事務所(クレア・パリ=CLAIR PARIS)は、日本の地方団体のフランスにおける共同窓口として、1990年10月に設置されました。

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研究論文「日仏の姉妹都市提携の現状と課題―持続可能な姉妹都市交流に向けて ―」のご紹介

玉川大学観光学部鈴木シルヴィ教授、小林直樹准教授が2021年3月30日に同学部紀要で発表された研究論文をご紹介します。

この研究論文では、日本とフランス間の地方自治体の姉妹都市提携に焦点を当て、日本とフランスの地方自治体の現状と課題を明らかにすることによって、持続可能な交流にむけて改善策を検討しています。日仏両自治体へのヒアリング調査等を通じ、両国の姉妹都市の地方自治制度と交流の変遷を調査した結果、日本の「姉妹都市提携」とフランスのそれに対応する「地方分権型国際協力」の対象領域が必ずしも一致しないことを明らかにしています。フランスの自治体は日仏市民同士の交流を支援する一方、地域活性化に向けて自治体同士の共同プロジェクトの実施や公共政策に関するノウハウの共有を次第に求めるようになったのに対し、日本の自治体は文化的・人的交流に主眼を置き、姉妹都市交流を地域の公共政策を見直す機会として考える自治体は少ないと指摘します。その改善策としては、国際交流担当部局と他部局との横断的連携を図り、また両都市の各界のアクター同士のネットワーク作りを推進することが肝要であるとしています。

 

詳しくは以下のURLからご覧いただけますので、国際交流に携わる方は是非お読みください。
<日仏の姉妹都市提携の現状と課題―持続可能な姉妹都市交流に向けて―(CiNii論文)>
https://ci.nii.ac.jp/naid/120007027692/

<日仏自治体交流会議について(クレアHP)>

http://www.clair.or.jp/j/exchange/chiiki/02s06.html

※2018年9月3日、クレアパリ事務所内にて、玉川大学観光学部鈴木シルヴィ教授、小林直樹准教授をお迎えし、本件をテーマに所内研修を行っています。
https://www.clairparis.org/ja/clair-paris-blog-jp/blog-2018-jp/1205-2018-09-14-14-05-46

 

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