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パリ事務所(クレア・パリ=CLAIR PARIS)は、日本の地方団体のフランスにおける共同窓口として、1990年10月に設置されました。

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くまもと花博海外Weekについて

熊本市役所 都市建設局 土木部 公園課 全国都市緑化フェア推進室

1、海外Weekの事業紹介

熊本市では、令和4年(2022年)3月19日(土)から5月22日(日)にかけて、市内三つのエリアを中心に、日本最大級の花と緑の祭典である『第38回全国都市緑化くまもとフェア「くまもと花とみどりの博覧会~THE GREEN VISION 未来への伝言~」(以下、「くまもと花博」)』を開催しました。

 

期間中、海外日本庭園を介して国際交流事業を実施してきた熊本市の姉妹都市である米国サンアントニオ市と交流都市である仏国エクサンプロヴァンス市の2都市の魅力を紹介する「海外Week」を設けました。

中でもエクサンプロヴァンス市は、能楽師である狩野琇鵬(熊本市・故人)氏により日本国外では唯一となる総檜の能舞台が寄贈されたご縁があり、また、能舞台を核とした日本庭園の整備にあたり、交流事業の一環として、交流都市の職員と一緒になって日本庭園再生事業に取り組んでいる背景から海外Weekへの協力をいただきました。

令和4(2022)年4月20日から24日までの5日間をエクサンプロヴァンスWeekとし、街なかエリアの花畑広場でエクサンプロヴァンス市の緑地に関する取組みや観光情報の紹介、食や雑貨の販売を通じて両市との交流を図りました。

2、エクサンプロヴァンス市の関係者訪問の様子

エクサンプロヴァンス市より2名、専門業者の方2名の計4名を招へいし、魅力を紹介いただきました。

エクサンプロヴァンス市国際課のマルティネズ・カリン氏は、来場者に積極的に声をかけながらクイズラリーへの参加を呼びかけ、来場者と一緒に、エクサンプロヴァンス市の風景を背景にした記念写真の撮影にも応じていました。また、観光局のマンガニ・マルレン氏は、ブース内のテーブルに大きなフランスの地図を広げて、エクサンプロヴァンス市の位置と、そこでの見どころについて説明をしていただきました。さらに、テール・ユーゴ社のフリト・シャルリン氏は、ブースいっぱいに自社のラベンダー商品を並べて、ラベンダーの心地よい香りと共にその製造方法を来場者に説明していました。オビュット社のブラ・ジャンミシェル氏は、会場内の広場にペタンクコートを設営し、来場者にも体験していただき、ペタンクの楽しさ、面白さを伝えていました。金属製のボールを投げるたびに変化する局面に、参加者からは思わず歓声が上がっていました。

3、エクサンプロヴァンスWeekの内容

エクサンプロヴァンスWeekでは、エクサンプロヴァンス市の緑地の取組みのパネル展示のほかに、プロヴァンス地方の雑貨を取り扱うお店やラベンダー専門店テール・ユーゴ社の出店、ヴァンドーム公の庭園の再現、また、オビュット社の協力によるペタンク体験等が花畑広場で行われました。

また、クイズラリー参加者にはノベルティのプレゼントもあり、多くの方に参加していただきました。

この海外Weekをきっかけにエクサンプロヴァンス市から来日いただいた皆さんと来場者の方とが交流を行うことができ、熊本市の交流都市であることをより多くの方々に知っていただく貴重な機会となりました。

© C. Martinez / Ville d'Aix

 

© C. Martinez / Ville d'Aix

 

熊本市長と記念撮影

 

ペタンクを楽しむ市民の様子

 

© C. Martinez / Ville d'Aix

 

© C. Martinez / Ville d'Aix

 

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