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パリ事務所(クレア・パリ=CLAIR PARIS)は、日本の地方団体のフランスにおける共同窓口として、1990年10月に設置されました。

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Japan Expo2023に日本の自治体が出展、各地の魅力を発信

日本の漫画、アニメ、ゲームやJ-POPなどのポップカルチャーから、書道、武道、工芸品などの伝統文化まで、日本文化を多角的に紹介・発信する第22回JAPAN  EXPOが、7月13日から16日まで、パリのノール・ヴィルパント展示会場にて開催されました。開催期間中の4日間で過去最大規模の25万人以上が会場を訪れ、熱狂が冷めやらぬ中、その幕を閉じました。

1会イベント入口の様子

Stage:イベント会場(ステージ)の様子

日本からも、多くのメーカーや流通業者のほか、日本の自治体(愛知県、富士吉田市、埼玉県、熊本県、備前市・瀬戸内市)も出展していましたので、その出展内容についてご紹介します。

 

〇愛知県ブース

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愛知県は、日本のほぼ中心に位置し、新幹線で東京から約1時間40分、京都から約40分でアクセスできます。

愛知県のブースでは、昨年11月に第1期オープンしたジブリパークや愛知県の観光情報に関する紹介、ジブリに関連するグッズが当たる抽選を行っていました。「となりのトトロ」や「千と千尋の神隠し」をはじめ、ジブリに関する来場者の関心はとても高く、熱心に聞き入っていました。担当者は、「ジブリパークをきっかけに、多くの人々に愛知に足を運んでいただきたい」と話していました。

愛知県の公式観光ガイドはこちら:https://www.aichi-now.jp/en/

 

〇富士吉田市ブース

0713富士吉田市ブース

富士吉田市は、富士山のふもとにある市で、東京から電車で約1時間半でアクセスできます。

富士吉田市のブースでは、日本に関する書籍や動画を数多く制作しているインフルエンサーのICHIBAN-JAPANさんとともに、富士吉田市の豊かな自然や、富士山までのアクセスの良さをアピールしていました。富士吉田市の同イベントへの出展は3回目で、今年、シャモニー・モンブラン市と姉妹都市交流45周年を迎えます。

富士吉田市の公式観光ガイドはこちら:https://fujiyoshida.net/en/

 

〇埼玉県ブース

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埼玉県は東京に隣接しているため、電車でわずか30分でアクセスできます。

埼玉県のブースでは、日本一の足袋(たび)生産を誇る行田足袋(ぎょうだたび)のプロモーションを行っていました。担当者は、「小江戸(こえど)と呼ばれる川越では、風情ある街並みの中での着物の着付けなど、体験型の観光もできる。ぜひ多くの人に訪れてほしい」と話していました。

埼玉県の公式観光ガイドはこちら:https://en.chocotabi-saitama.jp/

 

このほか、日本の自治体関連の出展概要は以下の通りです。

熊本県:漫画「ワンピース」(作者が同県出身)の紹介や熊本城のプロモーション、同県の人気マスコットキャラクター「くまモン」の登場など

備前市・瀬戸内市:特産品である刀剣「備前長船」の展示、備前焼の販売など

日本に興味のある方々が集結する一大イベントへの出展は、日本の自治体にとって、効果的に海外プロモーションを展開する良い機会となったと思います。

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日本の踊り(ソーラン節)のパフォーマンス

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日本の紹介パネル

 

クレアパリ事務所は、日本の地方自治体のフランスにおける共同窓口として、海外展開を検討する自治体を引き続き支援してまいります。

 

■フランス語版はこちら
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