地域の人々と創り上げる エコツーリズム
海島遊民くらぶ代表 江﨑貴久さんへのインタビュー
鳥羽市国際交流員 Pauline CASAUX
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国土の7割を森林が占め、海が近い日本は、人間が自然と調和して生きることを学んだ国として知られています。持続可能な人間活動への意識の高まりとともに、エコツーリズムの分野も注目されています。
ここ鳥羽市は、伊勢志摩国立公園エリア内の三重県東端部に位置し、4つの有人離島があり、漁業が盛んな地域です。国立公園と言うと、海外では人が住んでいないエリアをイメージする人が多いと思いますが、伊勢志摩国立公園は、9割以上が民有地で、多くの人々が生活していることも特徴です。新鮮な海の幸や海のアクティビティ体験を求め、多くの観光客が訪れる観光地としても有名で、この地域では古くから自然資源を保全する「持続可能な漁業」が行われてきました。
今回は、伊勢志摩国立公園でエコツーリズムを普及させるキーパーソンとして活躍する、海島遊民くらぶ代表の江﨑貴久さんに、地域の人々と協働し創り上げてこられたエコツーリズムについてお話しを伺いました。