奄美大島の特異な自然と世界自然遺産登録に向けた取組
鹿児島県奄美市総務部プロジェクト推進課
東京から飛行機で南へ2時間あまりの場所に位置する奄美大島は、パリ市の約7倍の面積に人口約6万人弱が暮らす島です。気候は温暖で、年間3,000㎜近い雨が降ります。
その中核となる奄美市は、島の北部から中南部にかけて位置します。北部はなだらかな地形で美しい海岸線を有しており、中南部には遺産登録区域を含む豊かな亜熱帯照葉樹林が広がります。また、奄美大島を含む奄美群島は、サンゴ礁に囲まれています。
2021年7月26日、世界遺産委員会において奄美大島は「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」の一部として世界自然遺産への登録が決定しました。