パリで福井の草木染を発信
12月14日と15日、パリのオペラ地区で2回目となる日本文化体験イベント「Instant’ Japan2019」が開催され、大規模なストライキにも関わらず大勢の来場者でにぎわいました。ロココ調の会場は、生け花、苔玉などの日本文化や焼き物、手ぬぐいなどの工芸品、和食や日本酒などを扱う約30のブースで日本一色に染められました。福井の草木染作家石川雅夫氏は、昨年に引き続き、ストールなどの染色体験をとおして「ジャパンブルー」とも呼ばれる藍染の魅力を発信し、販売でも手応えを得ていました。参加者は同氏の実演を熱心に見た後、自らこだわりの一品を作りあげていました。