パリ市の水源と水源保全策
パリ市の水道は地下水と地表水(河川)からそれぞれ半分の割合で取水を行っている。
地下水については、飲料水の約半分を供給する取水地が全部で102カ所あ る。また、パリ市から75〜150キロの半径内に、地下水の取水地が広がっている。主な取水地としては、フォンテーヌブロー (Fontainebleau)の周り(パリの南に位置する)、プロヴァン(Provins)(パリの南東部に位置する)、セン(Sens)(パリの南東部に位置する)、ドゥリュー(Dreux)(パリの南西部に位置する)といった4つの地域の周囲に広がっている。これらの地域の地下水はロングビル(Longueville)、ソルク(Sorques)、サン・クルー(Saint-Cloud)、ヘイ・レ・ローズ(l'Haÿ-les-Roses)にある4つの浄水場で処理されている。